京都朝鮮学校襲撃事件:刑事裁判第3回公判レポを読んで

去る2月17日の京都朝鮮学校いやがらせ事件第3回刑事裁判には事情でいけなかったので、@yamtomさんのつぶやきを中心としたトゥギャリを読んで所感を記録としたい。
ちなみに@yamtomさんの中の人はフェミニズムのえらい先生。決して遥かなるど田舎モンタナでバッファローと戯れたり、カントリーミュージックを年がら年中歌っているという人ではない。間違えないように。(えっ?筆者が間違っている?)


「京都朝鮮学校襲撃事件:刑事裁判第3回公判レポ」
http://togetter.com/li/102296


さて、ま〜、読んでいて思うのは、行かなくてよかったかもという事だ。この被告らの呆れたパフォーマンスというかすべり芸を見てたら、傍聴席で「あほか」とぶつぶつ独り言をつぶやいていたかもしれないし、馬鹿らしくって書きとめるのにかなり苦労したと思われる。ともかく@yamtomさんが後に「隣のおっさんが寝ていたのが迷惑」語ったが、まあそれ以上に筆者も法廷で迷惑をかけていた可能性は大である。
さらに、このトゥギャリを読んでいて思うのは、担当弁護士は何をしたかったのかよくわからないというとこか。N・S被告以外、被告に有利となる証言が出ていたか甚だ疑問な点にある。被告らの政治的主張の補強という点を強調しようとするのは理解できるのだが、被告らが各自勝手な意見を述べるだけで連携も何もとられておらず、話に矛盾が生じている。これはむしろ判決文で「身勝手な犯行」という一文が載せられるのは確定的な感がある。
以下は、mixにてK被告が「第3回公判にて、証拠として提出した私の意見書」というものだが、まあ、なんて言うか、思いのたけを述べているんだろうけど、正直、何故そうなるのか理解し難い。

mix K被告「第3回公判にて、証拠として提出した私の意見書」
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1675526191&owner_id=24766575

mixが読めない方のためにbubka氏が紹介されていた。「ここが変だよ在特会
http://ameblo.jp/korea-one/page-2.html#main

えっと。「英雄」がなんか「無法宣言」しているように思えるのですが。やはり「身勝手な犯行」というものの補強にしかなっていないような。

後、思うのは検察の追求がよくわからない。そこだけは聞きたかったのだが、どんなものだったのだろう。ただ、2月21日の時点で接見禁止解除が出ているそうなので、これがなんとも。朝鮮学校元校長の略式起訴からの一連の検察対応を見ていると、やはりなんの期待ももてない。せめて検察が把握しているであろう、事件の発端となった「近隣住民」の存在というものを明らかにしてほしかったのだが、どうもそういう風にならないようだ。被告、検察双方の証人申請も却下されたようだし、次回の公判日程が3月22日午後2時半と間があく事がわかりどうも次回で結審くさい。できれば、この京都・徳島事件のあらましを徹底審理し全てを明らかにしてほしかった。


最後に、この刑事裁判を受けて在特会の公式ツイッターではこんな事をつぶやいていた。
http://twitter.com/#!/chomechomesuru

chomechomesuru 在特広報
勧進橋児童公園事件は、公有地の不法占拠にとどまらない。
あろうことか、学校を名乗る団体が、不法占拠した土地の代替地と移転補償を目論んだ壮大なる詐欺未遂事件なのだ。
金に換えれば何億という不法なぼろ儲けを粉砕されたのだから、火病るのも当然かと勘ぐりたくなる。

わかったから、これを民事裁判の書面で出せばいい。川東被告のように思いのたけを書面にして裁判で問え。ネット上で或いは内輪でまたはデモで与太を飛ばすのではなく、もういい加減に書面にして司法に問えないのだろうか。筆者は被告らの準備書面をいまかいまかと心待ちにしているのだよ。頼むわ。
あ、ちなみに裁判官が被告らの思いのたけをぶつけた準備書面を、どのように扱い判断するかは知らないけどね。