排外連中に抗議した青年に思う。

なんでも東京でのデモで主権西村が暴行されたという話が出ている。確かに出てきた映像を見たらいきなり組ついたかのようにも見える。ただ、これは映像の前後と当時の証言及び本人の言い分も精査した上で評価しなければいけないのではないか。瞬間の映像だけでイメージを作るのは危険であるとつい最近の尖閣諸島の流出映像現象を見てもそう思う。
しかしだ。その上で、仮に青年が意図的に主権西村を暴行したとして思うのは、おいおいちょっと待てよと言いながら、青年に飯の一杯もおごるだけじゃすまない。酒もおごり楽しく語り合いたいという心情だ。

何故か。それは主権西村をはじめとする連中が行ってきた数々の蛮行に対する怒りからだ。まず思い返してほしい。連中は殴られても当たり前の事を平気で口にしてそれを連呼しているのだ。私でさえそうなのだから当事者がその恥知らずな文言を面と向かい罵倒されたなら手の一つも出て当たり前ではないか。それだけの事を連中は行っている事を想起してほしい。蕨市の女子中学生に対する外道の仕打ちもそうだし京都朝鮮学校に対する襲撃にしてもそうだ。他にもたくさんある。逃れようのない出自に対する罵倒。いわれなき誹謗。幼き子らに対する威嚇。どのような文言を何処で言っていたなんて具体的には書かない。書くのも憚れるし、少し調べればいくらでも出てくるからだ。ネットの掲示板で無責任に垂れ流されるヘイトでさえ当事者は傷つけられているのは少し想像すればわかる事ではないか。それを主権西村をはじめとする連中はリアルで当事者の面前で誹謗中傷を繰り返し罵倒する。
想像してほしい。貴方の人格を否定する中傷を面前で言われたなら貴方は我慢できるか?私なら手を出すかもしれない。もっと賢くなれと言われると思う。でも、すまないが私は我慢できないかもしれない。短気と言われればそうだし、その後に待ち受ける社会的制裁が待っている事はわかる。そして、いい年をした大人が我慢もできないのかと言われればその通りです。すいませんとしか答えようがない。
しかしだ。私は言い訳のつもりでもいうが、連中が怒鳴り散らす中傷はバカアホという軽いレベルの罵倒ではない。当事者にとっては人格及び存在を否定され、あたかも社会の敵のように悪者にされ、生きている事さえも否定される次元の誹謗でそれをなおかつ繰り返している事を想像してほしい。もう一度繰り返す。連中は殴られても不思議ではない誹謗中傷を連呼しているのだ。

それでもだ。この国は民主主義によって法治国家として成り立っている。だから暴力は否定されるし、話し合いによる前提で物事を進めてきた。確かに権力による横暴はあるし、何故、連中のような外道な言動が許されるのかといらだちも覚える。しかしそれでも私は皮肉ではなくこの平和ボケした日本の秩序を愛してやまない。古き良き自民党時代も評価している。また一方でその権力の暴走を食い止めた人々の努力に万感の敬意を表している。その上でだ。この先人達の築き上げた民主主義と言論空間を護るのは忍耐がいる事をよく理解しているつもりだ。
だからこそ、今はじまっている朝鮮学校いやがらせ事件民事裁判において、連中に誹謗中傷され卑しめられ、何よりも子どもたちに心の傷を負わされた在日の朝鮮学校側があふれんばかりの怒りに堪えて、民主社会のルール、法にのっとりその反撃の手順をふんでいる事を称賛する。


っと、この原稿を書いている間に、その青年が暴行したとされる鮮明な映像がUPされていた。
これを見ると一蹴でわかりにくいが、私には在日青年が横断幕をもって広げようとしたところ、主権西村らに組つかれて結果として転んでいるように見える。いかがだろう。
当然、横断幕をもって広げようとするのは決して暴力を意図したものではないのではないと思う。そしてこの後の目撃談では青年は連中の集団暴行に遭いながらも非暴力であったと言われている。さらに青年の供述も待ちたいところだ。

それならば、なおさら言っておかねばいけない。
青年は殴られても不思議ではない連中に、非暴力を意図して抗議活動していたのだ。


そうこうしているうちに青年は釈放されたようだ。おいおい無茶をするなよ。ご苦労様。こりゃ飯の3杯はおごって酒ははしごしたい気分だな。


追記

在日青年側から非暴力であった映像がでてきた。
http://www.youtube.com/watch?v=qvdXPdxFjt8
わかりずらいかもしれないが、彼はゆっくりと歩き横断幕をひろげようとするとこを、主権西村らに突っ込まれ倒れたという顛末であった。これは彼の主張と一致する。
連中はその彼を「女性を襲おうとした」「主権西村が投げ飛ばされた」と瞬間的に一見主権西村を投げるような写真をもって彼を加害者に仕立てようとしている。これは産経のデマ記事でもある。この間の警察調べにおいても非暴力があきらかになり彼は釈放されているにもかかわらずだ。
http://www.youtube.com/watch?v=H1fu2vtZ2yc
さらに問題は連中の証拠写真とされる瞬間の後集団で暴行を行った事実を隠蔽しようともしている。
青年はあくまで非暴力で連中に抗議の意思をあらわそうとしただけで、その行為の何処に落ち度があるのだろう。
主権西村らの恥ずべきでっち上げを糾弾する。

これで、飯は高級焼き肉にグレードupになってしまった。

追記訂正。
事の顛末を中途半端に書いた事をお詫びします。
正確には青年は主権西村らに突っ込まれ「「自分の横に回って引き倒そうとしたため、思わず柔道の技で払った」という事でした。
これは単純に振りほどこうとしたでいいと思う。
詳しくは以下のプログで。

Forces of Oppression
http://forcesofoppression.blogspot.com/